LINE広告とは?料金・仕組み・特徴について解説|他SNSとも比較

アタラ 運用型広告最適化サービス

LINE広告とは

LINE広告とは、9500万人(2023年3月末時点)のLINEユーザーに向けて広告を配信することができる運用型広告のことです。LINEだけではなく、LINE NEWSやLINE VOOMなどLINEに関連する各種サービスや1万(2022年8月時点)を超えるアプリ(LINE広告ネットワーク)に広告を配信することができます。

豊富なターゲティング・配信機能を活用することで、商材・サービスの認知向上や売り上げ・集客力アップを効率よく行えます。

出典:LINE広告|LINE for Business

 

LINE広告の仕組みと課金形態

LINE広告は運用型広告のため、オークション形式で広告を表示することができ、目的に応じた課金方法を三つの中から選択することができます。

課金形態 課金ポイント 利用シーン
クリック課金 広告がクリックされるごとに課金 Webサイトへの誘導やコンバージョンの増加を目的とした施策
インプレッション課金 広告が表示されるごとに課金 認知度向上を目的とした施策
友だち追加 広告をクリックし、公式アカウントの友だちが追加されると課金 友だち追加を目的とした施策

 

LINE広告の特徴

LINE広告は独自の広告枠が多いことが大きな特徴です。配信される広告は、LINE内のトークリストだけでなく、LINE NEWS、LINE VOOMなど各種LINEサービスにも配信されます。また、アドネットワークである「LINE広告ネットワーク」を通じて、LINE以外のアプリへの広告配信も可能です。

なお、現時点では、LINE広告は特定の配信面を選んで配信することはできません。フォーマットを網羅して入稿することが推奨されます(LINE広告ネットワークを配信対象から除外することは可能)。

主な配信面

    • トークリスト
    • LINE NEWS
    • LINE VOOM
    • LINE BLOG(2023年6月29日をもってサービス終了予定)
    • LINEポイントクラブ
    • LINEショッピング
    • LINE広告ネットワーク

 

掲載面ごとのクリエイティブフォーマット

各配信面とクリエイティブフォーマットの対応状況は以下のとおりです。

引用元:LINE広告の特長とは?配信面や費用、導入事例を総まとめ|LINE for Business

 

LINE広告は、ユーザーの性別・年齢・地域・興味関心などでターゲティングして広告配信することが可能です。ターゲットや目的に応じて使い分けることで、高いパフォーマンスが期待できます。

オーディエンスセグメント配信

      • 地域
      • 性別
      • 年齢
      • 趣味・関心
      • 行動
      • 属性
      • OS
      • 詳細ターゲティング

引用元:LINE広告の特長とは?配信面や費用、導入事例を総まとめ|LINE for Business

 

オーディエンス配信

オーディエンス配信とは、ターゲティング手法の一つで、サイト訪問者やアプリ利用者、LINE公式アカウントの友だち、CRMデータといった広告主が保有するデータを利用できる配信方法です。配信対象者を絞り込むだけでなく、配信対象の除外や類似配信にも活用が可能です。

  • ウェブトラフィックオーディエンス
  • LINE公式アカウントの友だちオーディエンス
  • IDFA/AAIDアップロード
  • モバイルアプリオーディエンス
  • 動画視聴オーディエンス
  • 電話番号アップロード
  • メールアドレスアップロード
  • 画像クリックオーディエンス

引用元:LINE広告の特長とは?配信面や費用、導入事例を総まとめ|LINE for Business

 

類似配信

類似配信は、基となるオーディエンスに類似したユーザーへ広告を配信できるターゲティング手法です。オーディエンスを作成する際は、1~15%の範囲でオーディエンスサイズを指定することが可能です。類似度合いではないので、パーセントは小さくしすぎないよう、注意が必要です。

引用元:LINE広告の特長とは?配信面や費用、導入事例を総まとめ|LINE for Business

 

他SNSとの比較

他SNSと比較するとLINEは幅広い年齢層に利用されており、利用者数も圧倒的に多いことが特徴です。また、利用率も90%以上と非常に高い水準を維持しています。

LINE Facebook Instagram Twitter
ユーザー数 月間9500万人(2023年3月末時点)(*1) 月間2600万アカウント(2019年7月時点)(*2) 月間3300万アカウント(2019年3月時点)(*3) 月間4500万アカウント(2017年10月時点)(*4)
主な利用者の年齢層 全年代が利用(*5) 20代~40代以上(主にビジネス利用)(*5) 10代~30代(*5) 10代~40代(*5)

参考リンク:
*1: LINE広告|LINE for Business
*2: CNET Japan, 2019年7月8日
*3: Meta ニュースルーム, 2019年6月7日
*4: Twitter Japan公式ツイート, 2017年10月27日
*5:
総務省情報通信政策研究所「令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査 報告書」(令和4年8月)

 

LINE広告の費用感

LINE広告は運用型広告のため、手軽に広告を配信することが可能です。入札単価も自由に設定できますが、設定した単価が低すぎると十分な配信ができないため、LINEが発表している最低入札単価例を紹介します。

最低入札単価例(2022年9月時点) 

    • Webサイトへのアクセスを「自動入札」で運用する場合:36円以上
    • 友だち追加を「自動入札」で運用する場合:75円以上

参考リンク:LINE広告の特長とは?配信面や費用、導入事例を総まとめ|LINE for Business

 

目的別配信例

目的別に応じて適切な課金方法を選択することでLINE広告のパフォーマンスを引き出すことができます。目的別の配信例予算と期間の目安は以下となります。

  • Webサイトに集客
    • 月額広告予算:30万円
    • 期間:3カ月
    • 想定効果:3万PV(クリック単価30円で3カ月実施した場合)
  • 友だち追加数を増やす
    • 月額広告予算:10万円
    • 期間:3カ月
    • 想定効果:友だち追加1500人

 

LINEの公式ページでは「広告の配信目的や商材・業種で差異はありますが、クリエイティブ・ターゲティング・入札を適切に設定して月30万円での出稿を3カ月以上続けることで、配信効果が安定して得られるようになるでしょう」という記載もあります。

参考リンク:LINE広告の特長とは?配信面や費用、導入事例を総まとめ|LINE for Business

 

まとめ

LINE広告は利用率が高く、日本のユーザーのほとんどに広告を届けることができます。目的に応じて適切な機能を選択することで、商材・サービスの認知向上や売り上げ・集客力アップを効率よく行えます。また、Yahoo! JAPANとの統合(2023年10月1日付けで「LINEヤフー」に統合予定)により、新たなプラットフォームに生まれ変わろうとしているので、今後の動向が期待されます。

 

アタラでは、専門知識が豊富なスタッフによる広告運用最適化サービスやコンサルティングを提供しています。現状のパフォーマンスにご不満の方や、LINE広告を始めてみたいと思われましたら、ぜひご相談ください。

また、Unyoo.jpではLINE広告を始めとしたプラットフォームの最新動向やコラムを日々発信していますので、この機会にSNSアカウントのフォローをお願いします。

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