Microsoft 広告が2月のアップデート内容を発表

Microsoft広告 2023年2月アップデート

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Microsoft 広告が2023年2月のアップデート内容を発表

Microsoftは2023年2月9日にMicrosoft 広告のサービス提供可能エリアの拡大とアップデートについて発表しました。
今回の発表には、以下の内容が含まれています。

  • 新たな市場の開拓:Microsoftは新たな市場に進出し、グローバル規模の顧客基盤を拡大することでシェアの拡大を狙っています。
  • 広告プラットフォームのアップデート:新たな機能により、広告主がより効率的なマーケティング活動を行い、成果を上げることが可能になります。

参考リンク:

 

Microsoft 広告を利用可能な地域の拡大

Microsoft 広告は新たに34市場に進出し、全世界で合計164の市場に進出しています。これにより、10億人以上にリーチが可能なプラットフォームへ進化しております。

新たに利用可能となった市場は次の通りです。
アメリカ領サモア、アンギラ、バルバドス、ベリーズ、ベナン、バミューダ、ボツワナ、英領バージン諸島、ブルキナファソ、カメルーン、コートジボワール、フェロー諸島、ガボン、ジブラルタル、グリーンランド、グレナダ、ジャマイカ、マーシャル諸島、ニジェール、北マリアナ諸島、コンゴ共和国、ルワンダ、セントキッツ・ネイビス、セントルシア、セントビンセント・グレナディーン、セネガル、ソマリア、スリナム、トンガ。チュニジア、タークス・カイコス諸島、ウガンダ、米領バージン諸島、ザンビア。

 

Microsoft Audience Network上での自動入札とラストタッチアトリビューション

2023年2月より、Microsoft Audience Networkで強化されたクリック単価(Enhanced Cost Per Click)が利用可能となりました。別の入札方法を試すには、Microsoft広告のアカウントチームへ相談する必要があります。

また、ラストタッチアトリビューション機能も利用可能となりました。この機能を利用することで、コンバージョン目標の属性を変更することができます。これにより、自動入札ソリューションでクリックベースのコンバージョンとビュースルーコンバージョンの両方を考慮した運用をすることが可能となりました。
Microsoft Advertising エディターにもアップデートがあり、オーディエンス ショッピング キャンペーンの作成と管理ができるようになりました。

 

自動入札のデータ除外

すべての自動入札戦略にて、データの除外が利用可能となりました。これは、Webサイトでの意図しないコンバージョントラッキングやWebサイトの停止といった場合に、Microsoft 広告の自動入札アルゴリズムの精度向上に役立ちます。最適なデータを読み込ませることで、パフォーマンスを維持することが期待されます。

このツールは、 [ツール] → [計画] → [入札戦略]→[高度なコントロール]の下に、季節調整とポートフォリオの入札調整とともに表示されます。

Microsoft広告 自動入札のデータ除外

新しい購買意向の強いユーザー セグメントとカスタムの組み合わせのパイロット

新しい購買意向の強いユーザーセグメントが追加されます。まずはインドで開始され、英国、米国、フランス、ドイツ、オーストラリアで利用可能となりました。
加えて、オーディエンスの組み合わせリストについてもパイロット版が進行しています。パイロット版では、カスタマーマッチリスト、カスタム オーディエンス、リマーケティングリスト、動的リマーケティングリストのオーディエンスタイプを組み合わせたリストを作成することが可能です。

コンバージョン トラッキングの機能強化

コンバージョン トラッキングでは、次のような機能強化が行われています。

ユニバーサル イベント トラッキング (UET) タグが削除可能になります。必要に応じて、UET タグの関連付けが簡単に解除可能となりました。
カスタム イベントがよりシンプルになり、設定が簡単になりました。
コンバージョン トラッキング実装が簡単に:コンバージョン目標の範囲(スコープ)を 1 つのアカウントから「すべてのアカウント」に変更できるようになりました。任意のコンバージョン目標の詳細設定の「範囲」で変更が可能です。

 

スマート キャンペーン向け Google 広告インポートが11の市場で利用可能に

Google 広告からのインポート機能で、スマートキャンペーンからの移行プロセスがより簡素化されました。この機能は米国、英国、オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、ニュージーランド、アイルランド、イタリア、オランダ、シンガポールで利用できるようになりました。

日本では未ローンチの発表が多くありましたが、広告の成果に直結する自動入札やデータの除外は直ぐにでも運用に活かすことができそうです。今後も目が離せないMicrosoft 広告のアップデートに注目し、読者の皆さんに情報をお届けしてまいります。

本記事が、皆さまの広告運用のお役に立てれば幸いです。

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