LINE広告の新メニューLINE Dynamic Adsが提供開始へ。 ダイナミックリターゲティング広告の配信が可能に

LINE広告の新メニューLINE Dynamic Adsが提供開始へ。 ダイナミックリターゲティング広告の配信が可能に

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LINE Dynamic Adsが提供開始へ

LINE株式会社は、2018年11月29日より、LINEの運用型広告「LINE Ads Platform」(現LINE広告、以下LAP)の新メニューとして、特定業種を対象に「LINE Dynamic Ads」の提供を開始すると発表しました。

 

 

LINE Dynamic Adsは、ウェブサイト上でのユーザーの行動履歴や商品閲覧履歴をもとに最適化された広告素材を自動生成する、インフィード型のダイナミックリターゲティング広告です。「LINE Tag」を用いて計測したユーザーの行動データを蓄積し、ユーザー個々の興味のある自社サイト商品を「LINE」タイムライン上にカルーセル形式で掲載できます。

 

配信面はタイムラインのみ

LAPでは2018年11月現在、「LINE NEWS」「タイムライン」「LINE マンガ」「LINEブログ」「LINEポイント」の5つへの配信が可能ですが、LINE Dynamic Adsに関しては、現時点ではタイムライン上でのみ配信可能です。なお、LINE全体でのMAU(月間アクティブユーザー数)は日本国内だけで7,600万人おり、その中でタイムラインを利用しているユーザーは6,800万人以上いるようです(出典:LINE アカウント 2018年12-2019年3月期 媒体資料)。

 

また、タイムラインユーザーの男女構成比は4:6で、男女ともに20代がもっとも利用しているそうです。さらに、FacebookやTwitterではリーチできず、LINEタイムラインでのみリーチできる層は17.1%存在し、該当層では男性は30代、女性は40代が最も利用しているようです(出典:LINE Ads Platform 2018年10-12月 媒体資料)。この結果からも、タイムラインは幅広い年齢層にアプローチできる配信面であることがわかります。なお、配信面は順次拡大していく予定とのことです。

 


タイムライン面の掲載イメージ

 

新LINE Ads Platformでのみ利用可能

LAPは今年8月にシステムの大幅刷新があり、今までセグメントタグ、コンバージョン計測タグという名称だったタグが、「LINE Tag」へと変更されました。LINE Dynamic Adsで用いるユーザーの行動データの計測にはこの「LINE Tag」を用いる必要があるため、旧システム利用者は、まずは旧システムから新システムへと移管する必要があります。なお、旧システムで蓄積したデータの移行はできません。

 

旧システムでの広告配信は2018年12月17日をもって停止しますので、まだ移管されていない方は早めに対応することをおすすめします。

 

新システムへの移行で運用の幅が広がる

LINE Dynamic Adsだけでなく、これまでIDFA/AAIDのアップロードのみでしか実施できなかった類似オーディエンス配信が、ウェブリターゲティングやモバイルアプリ、LINE公式アカウントや@の友達オーディエンスなどにも適用可能となるなど、新システムへ移行したことでLINE Ads Platformでできることの幅が大幅に広がっています。特定業種に該当する方は、利用してみてはいかがでしょうか。

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