Google AdWords(Google 広告)の検索連動型広告でAMPランディングページが2017年9月下旬より使用可能となる

Google AdWords(Google広告)の検索連動型広告でAMPランディングページが2017年9月下旬より使用可能となる

運用型広告レポート作成支援システム glu グルー2017年9月7日(日本時間で9月8日)、Googleは2017年9月7日(日本時間で9月8日)から2週間以内に、世界中の広告主がAccelerated Mobile Pages(以下AMP)ランディングページの使用が可能となることを発表しました。

 

参考:

 

AMPの概要

AMPとは、2015年に発表された、モバイルデバイスのユーザーエクスペリエンスの向上を目的として、モバイルランディングページの読み込み速度を高速化するプロジェクトです。Google を中心としてTwitter やWordPress.com などの企業が積極的に推進しており、2016年2月からは Google の検索結果でも表示が開始されました。

 

AMPランディングページは読み込み速度が速く、Google AMP キャッシュ(以下キャッシュ)から読み込まれる場合はさらに高速化されます。2017年9月8日時点では、Android搭載端末からChromeブラウザを使用して、Google検索結果ページに(動的検索広告を除く)テキスト広告が掲載された場合に限りキャッシュから読み込まれ、通常のランディングページと比べてはるかに高速に広告が表示されるようになります。Google は今後数週間以内に他のモバイルブラウザにも対応していくと発表しています。

 

Image Source: Inside AdWords
参考:

 

AMPのメリット

ランディングページの読み込み速度はコンバージョンを獲得するための重要な要素の1つであり、小売のウェブサイトでは、表示速度が1秒が遅くなるとコンバージョン数が最大20%減少し、モバイルサイトのほとんどの訪問者は、3秒以上かかると離脱してしまいます。つまり、ユーザーを読み込み速度の遅いランディングページへ誘導すると、ウェブサイトの直帰率や離脱率が増え、トラフィック、エンゲージメント、売上が低下します。

 

また、ランディングページの読み込み速度は品質スコアにも影響を与えます。品質スコアに影響を与える重要な要素の1つとして、ランディングページの利便性があり、ランディングページの読み込み速度が遅いと、利便性が低下し、品質スコアが低下して入札単価も高まります。そのため、入札単価を低く抑えるためには、AMPを利用してランディングページの利便性を最適化する必要があります。

 

参考:

 

海外事例

フランスでオーガニック製品の小売りを営んでいるGreenweezという会社が「AMPランディングページ」を使用した事例を以下にご紹介します。

 

“With AMP, we were able to improve mobile performance, achieve impressive results and double our conversion rates. AMP really moved the needle for Greenweez.” – Simon Le Fur, CEO, Greenweez

 

“AMPを使用することで、モバイルのパフォーマンスを向上させ、素晴らしい結果を達成し、コンバージョン率を倍増させることができました。 AMPは実際にGreenweezに大きな変化をもたらしました。” – Simon Le Fur, CEO, Greenweez

AMPの導入ハードルはあまり高くありません。AMPランディングページは、AMP HTMLの仕様に準拠する必要があり、一部使用できないタグや別のタグに置き換える必要があるタグがありますが、基本的にHTML5で記述すれば問題はありません。多くのデベロッパーは既存のページのAMP対応を1週間以内に作成することができているとのことです。AMPを活用することにより、様々なメリットが受けられるため、この機会に是非活用してみてはいかかでしょうか!

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