AdWords script(Google 広告スクリプト)でAdWordsのA/Bテストをより柔軟に

AdWords scriptでAdWords API v201502レポート取得が可能に

運用型広告レポート作成支援システム glu グルー*本コラムはブログQuantum Leapの記事を転載したものです。

オリジナルURL:
【AdWords script】2. AdWordsのA/Bテストをより柔軟に

 

海外の業界ニュースサイト等でもAdWords scriptの情報やサンプルコードが増えてきました。AdWordsへの予算が特に多い国はそうなりますよね。ちょっとした自動化やアラートから、大量の自動入稿・入札処理まで、イマジネーションを働かせればいろいろなことができます。

さて、今日はSearch Engine LandでBrainlabs社のDaniel Gilbert氏が書いたAdWords scriptでA/Bテストを行う方法について紹介したいと思います。

リンク:Here’s An AdWords Script That Will Let You A/B Test Anything

最近Daniel氏は同サイトでAdWords script関連の記事を書くことが多いようです。所属する会社について自己紹介欄で「(自称)世界最高のエージェンシー」と書いているところがいいですね!本人ともやり取りし、「日本語でももちろん使えますのでぜひ!」とのことでした。

ご存知の方も多いと思いますが、AdWordsにはA/Bテストを実施できる機能が実装されています。AdWords Campaign Experiments(ACE)- キャンペーンテストですね。ACEはなかなかよくできた機能ではあるのですが、キャンペーン設定の一部として動作するので、異なるキャンペーン設定そのものをテストすることができないというのがDaniel氏が少々物足りなさを感じるところだったようです。かといって、2週間Aパターン、2週間Bパターンといったビフォア・アフター分析は、毎分オークションで変化があるAdWordsには向いているとは言えません。

その課題を解決すべく、Daniel氏はAdWords scriptでA/Bテストを実施できるようにしました。ロジックは比較的シンプルなもので、キャンペーンを複製して、それぞれにラベルを設定します。ACEと同様、「コントロール」と「テスト」と分けるとわかりやすいかもしれません。この2つを1時間毎に切り替えるというscriptです。それぞれ同等レベルのインプレッションになるまで数週間などテスト期間を設定する、というイメージです。管理画面でキャンペーンラベルの画面に行けば、このテスト結果を見ることができます。

同氏も注意点として挙げていますが、といっても1時間毎が限界なので、これは完璧な方法ではないということです。より高い頻度で切り替える場合はAdWords APIを使うことを推奨します。また、品質スコアその他要因により、必ずしもキャンペーンがそれぞれ均等に配信される保証はありません。

ただ、シンプルかつ柔軟にA/Bテストを実施できるのはいいですね!サンプルコードをご覧になってもわかりますが、極めて簡素なロジックです。

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