運用型広告の運用で後悔しないために。広告運用にいかに向き合うべきか

運用型広告で後悔しないために

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やらずに後悔するより、やってみて後悔するほうがいい

やらずに後悔するより、やってみて後悔するほうがいい。

という言葉を偉人が言っている事が多いです。

私も昔はよく先輩方に聞かされていたかな、と思いだされますしみなさんもどこかで聞いたことがあるかと思います。

この言葉を見たときに、私を含め、運用型広告を扱うプレイヤーにも関係する言葉だな、と感じました。

 

後悔の例

ある運用を選択して結果がよくなかったとき、大きく後悔するが、この後悔という感情は時間が経つと小さくなっていく。

逆に、ある運用をしたいと考えていたのに、それを選択しなかった。この場合、時間が経過するにつれて、

「あのとき、運用をしていればよかった。なぜ実施しなかったんだろ。もしもあのとき実施していたら効果がよかったはず。」

という思いが高まってくるはずです。この後悔は、上記の結果がよくなかったときの後悔と比べて、現実的な結果として見えていないので激しくはないが、心のなかにずっと残ってしまうものです。こうやって偉人の言葉を分解してみると、理解はできるものの、なぜか少し違和感があるのです。

 

後悔の意味

『あとになって、自分のやった事を振り返り、どうしてあんな事をしたのかと、自分の思慮のたりなさをくやしく思うこと』
(※新明解国語辞典より) と記載されていました。

そう考えると、「やらすに後悔するより、やってみて後悔するほうがいい」という言葉の違和感が次のように整理できた気がします。ようは、消費者のことを考え、分析し、本当にやりたい運用を実際に実施してみたのであれば、結果がどうであれ、後悔しないのではないかと。

たとえ、結果がよくなくとも、次の運用アクションを実施すればいいだけの話であって、後悔するかしないかは結果に依存するものではないです。

きっと過程に依存すると感じます。

過程の中で、自らの意思決定プロセスが重要だろう思い、調べてみるとアメリカの心理学者ディンクレッジという方が以下のようにまとめていた。

なにを決定するのかをはっきりさせる
必要な情報を集める
選択肢を挙げてみる
選択基準(自分の価値観)となる項目をいくつか挙げてみて、その重要度を評価する
に基づいて選択肢の中からひとつ選ぶ
行動・実行する
得られた結果について、検討する

 

※ディンクレッジ:キャリアカウンセラー養成講座 より

やはり、意思決定を進めていくことは、体系的かつ段階的に進めていくスタイルが重要だと再認識できます。そして、このプロセスを踏んでいけば後悔はあり得ないということです。

運用型広告においても、あらためて上記の手順を参考にし、運用と向き合う事でおのずとよい方向につながっていくはずです。「後悔をしない」、という言葉の意味をあらためて見つめなおし、今日の運用に活かしてもらえればと思います。

最後に、今回のまとめを別の偉人が呟いていました。しかもしっくりきますね。

何かをすると、ときにはまちがうこともある。
だが、何もしないのはいつでもまちがいである。
(ロマン・ロラン:フランス作家)

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