広告プラットフォームの2024年業界予想:⑩レイオフは続く

広告プラットフォームの2024年業界予想:⑩レイオフは続く

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プラットフォームのレイオフは続く

「プラットフォームのレイオフは続く」という予想をオンラインウェビナーで実施したのが2024年1月9日ですが、まさにこの直後から、プラットフォームのレイオフが相次いで発表されてしまいました。

プラットフォームのレイオフは続く

2023年の初頭に1万人を超えるレベルの大型レイオフが相次いで発表され、その後も年半ばまでは続きました。少し落ち着いたと思っていましたが、年を明けて(年末は社会的影響などを加味し、避ける傾向がある)堰を切ったように各社から数百から千人レベルのレイオフが発表されました。テック企業のレイオフ情報を取りまとめるLayoff.fyiによると、2024年1月に入ってから、94社のテック企業が24,934人のレイオフを行なっています(2024年1月30日現在)。

2022年、2023年の状況と異なるのは、当時は業績が落ちている中での人員調整だったのが、現在は新しい分野への投資体制を整えるためであると言えます。特にAIは本格的な競争に突入し、プラットフォーム各社とも覇権を取ろうとしています。AIはまだ時間もコストもかかるので、可能な限りスリムな体制にしておきたいと思うのでしょうし、その意味では今後も利益を創出していたとしてもレイオフのリスクは存在するのではないかと思われます。

『広告プラットフォームの2024年業界予想』(全10)の他の記事へのリンク(タイトルをクリックしてください)
①ChromeのサードパーティCookieサポート廃止による混乱が発生する
②日本のリテールメディアにブランドによるPoCや実験的予算がつく。オフサイト配信が増える。標準化が課題に
③AIはプラットフォームの機能やサービスにさらに侵食する
④TikTokが興味コマースを大きくリードし、展開を大幅に加速へ
⑤プラットフォーム間パートナーシップが増える
⑥MFA、詐欺広告、アドフラウド等と向き合う年に
⑦メディア・パブリッシャーのビジネス苦境。生き残りをかけた年に
⑧Netflixが独自広告プラットフォーム開発へ
⑨Appleが広告事業拡大
⑩レイオフは続く(本記事)


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