Google 広告、アトリビューション分析を活発にすべく認定制度Marketing Mix Model Partnersを発表

Google広告、アトリビューション分析を活発にすべく認定制度Marketing Mix Model Partnersを発表

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新たな認定制度の登場

消費者が利用するメディアが多様化する昨今、企業のマーケティング責任者は、テレビやインターネット広告などに投下したマーケティング予算が、どのように売上に貢献しているかを正しく分析することが長年の課題でした。

 

デジタル広告やモバイル広告への投資が増加する中で、それぞれのマーケティング活動のインパクトを、ブランドごとに、チャネル、地域を横断して正しく計測するためのモデル(「Marketing Mix Model」)を確立する必要に迫られています。

 

2017年4月6日(米国時間)Google は、このようなマーケティング責任者のニーズに応えるため、新たな認定パートナー制度として「Marketing Mix Model Partners」を発表しました。

 

Google が認定パートナーに提供する3つのサービス

Google は、この認定制度を通じて下記の3点をパートナー企業に提供する予定です。

 

1. データへのアクセス
キャンペーンに関連する検索連動型広告、ディスプレイ広告、動画広告などのデータはもちろんのこと、検索やYouTube などのデータへのアクセスができる環境を用意します。

 

2. トレーニングや資料の提供
Google の広告製品を活用したアトリビューション分析の手法などに関するトレーニングや資料へのアクセスが可能になります。

 

3. サポートチーム
アトリビューション分析を目的としたキャンペーン設計や、ROI の改善などに関するアドバイスをGoogle のサポートチームから受けることができます。

 

認定制度開始時のパートナー企業として、『Marketing Management Analytics』,『 Neustar MarketShare』, 『Nielsen』などが選ばれており、オンライン・オフライン問わず、マーケティングに関するデータ分析に強い分野の企業がラインナップされています。

 

データソースが整ったGoogle

このような認定制度ができたことを私なりに考えてみると、ここ昨今、様々なオフラインデータをGoogle のプロダクトで分析できるようなインフラ整備が進み、広告プロダクトとシームレスに連携できるようになったことが感じ取れます。

 

例えば、店舗へ来店を計測する「来店コンバージョン」(※リンク1)の登場や、Google AnalyticsでCRM 情報や店舗の売上データ(※リンク2)などを取り込むことができるようになったことも大きいと思います。

Google プロダクト側へインポートされたオフラインデータなども合わせてアトリビューション分析していくことは、Google が啓蒙しようとしていることでもあります。

 

※リンク1:


※リンク2:

 

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