Amazon広告 スポンサー広告で相次ぐアップデート

Amazon広告 スポンサー広告で相次ぐアップデート

運用型広告レポート作成支援システム glu グルーAmazon スポンサー広告にて細かなアップデートが続いていますので以下にまとめます。

 

スポンサープロダクト広告オートターゲティングにターゲットとの一致度合いで入札調整できる機能が追加

2018年12月初旬よりスポンサープロダクト広告のオートターゲティングで「ターゲティングのデフォルト」という機能が追加され、ターゲットとの一致度合いによって入札価格を調整することができるようになりました。

これは11月末以降に新規作成したスポンサープロダクト広告のオートターゲティングのみに適用されており、「ターゲティング」タブに表示されます。
残念ながら11月末以前に作成したキャンペーンでは適用されないようです。(筆者の環境では11/14作成キャンペーンは未反映、11/26作成キャンペーンは反映されています)

 

それぞれの名称と意味は下記の通りです。
ほぼ一致 … 検索ワードと広告商品がほぼ一致する場合に広告を表示(キーワードベースでの一致度:高)
大まかな一致 … 検索ワードと広告商品が大まかに一致する場合に広告が表示(キーワードベースでの一致度:中)
代替商品 … 広告商品と類似した商品の商品詳細ページに広告を表示(商品ベースでの類似度:高)
補完 … 広告商品を補完する商品の商品詳細ページに広告を表示(商品ベースでの類似度:不明ですがおそらく中)

それぞれに入札単価を設定できるため、1つのオートターゲティングキャンペーン内でも「ほぼ一致」での入札を高めに、「補完」での入札を低めに…といった調整が可能です。
これらの配信結果は広告レポート、レポートタイプ「ターゲティング」で確認できます。ただし対象キーワードや商品の内訳までは確認できず、あくまで「ほぼ一致」としてのインプレッション数、「大まかな一致」としてのインプレッション数…といったレポートとなります。(実際の検索ワードや広告が表示された対象の商品詳細ページは「検索ワード」のレポートで確認できますが、それがどの分類としての露出だったのかは確認できません)

 

「予算不足」フィルターの追加

2018年11月下旬よりキャンペーン一覧画面におけるフィルターに「ほぼ予算切れ または 完全に予算切れ」という項目が追加されました。
これにより想定コストに対し日予算設定が不足しているキャンペーン一覧を確認できるようになりました。

予算超過しているキャンペーンには「1日当たりの推奨予算」も表示されますので、具体的な予算額の目安にもなり便利なアップデートです。
似たような機能は旧管理画面時代にも存在しましたが新管理画面への切り替えに伴い消失、今回はリニューアルして復活となりました。

 

広告枠の増加

「ヘッドライン検索広告」から「スポンサーブランド広告」への名称変更に伴った広告枠の増加が記憶に新しいですが、2018年10月頃よりスポンサープロダクト広告の広告枠も増加・変化しています。
以前はオーガニックの検索結果の前に3~4枠程度表示されることが多かったのですが、やがて検索結果の下部、そして検索結果の中段…と徐々に増加しており、広告表示位置も含めテストが続いているようです。

以前の表示例

2018年12月現在の表示例 ※環境により表示が異なる場合があります

 

スポンサーブランド広告については「キャンペーン/広告枠」と「キーワード/広告枠」というレポートが増え、広告枠の種類(現時点では「検索のトップ」と「その他の広告枠」)ごとの掲載結果を確認することができます。
やはり場所によって傾向に差がありますので、継続的に確認することをおすすめいたします。

 

アップデートの早いインターネット広告業界の中でも、ここ最近のAmazon広告のアップデートスピードは群を抜いています。
増えた機能に対し確認できない部分もまだ多いですが、今後のアップデートによるさらなる使い勝手向上に期待したいと思います!

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