目次
ジモティーAdsとは
ジモティーAdsは、ジモティー内で蓄積されたユーザーの興味関心カテゴリに関するデータや、居住区を中心とした詳細なエリア情報を約1000万人規模で活用することで、高精度なターゲティング広告配信を可能にした運用型広告配信プラットフォームです。2023年11月の導入開始から約1年半で、利用企業数は1000社を超えています。地域密着型プラットフォームならではの広告ニーズに対応し、ユーザー属性に直結した効果的な広告施策として活用することが可能です。
ジモティーAdsの特徴
ジモティーAdsでは、ジモティーが保持するユーザーデータ、行動履歴・興味関心、広告のクリック履歴、利用エリアなどから精度の高いターゲティング機能が活用できます。
具体的な特徴は、以下の二つが挙げられます。
1000万人規模の精度の高いジモティーのデータが活用できる
ジモティーの利用者数は、月間1000万人以上に上ります。ジモティーでは、不要品の譲渡サービスを中心に、地域生活に必要なサービスが11カテゴリに渡って展開されています。
※画像出典元:ジモティーAds媒体資料
ジモティー内での行動履歴や登録されているデモグラフィックデータ、居住区・利用エリアの情報を活用してユーザーの人物像を予測し、高精度なターゲティングを実現することで、広告効果の最大化を狙うことができます。
※画像出典元:ジモティーAds媒体資料
ユーザー層
年代
ユーザーの年代を見ると、40代~60代のいわゆる「ミドルシニア層」が5割以上となっています。比較的年齢層は高めです。
性別
ジモティーは主婦層が多く利用しているイメージを持たれがちですが、実際の男女比率は半々となっています。
※画像出典元:ジモティーAds媒体資料
エリア
ジモティーでは、地元の掲示板として地域に根差した情報を提供しています。地域別ユーザー比率は、全国の都道府県別人口比率と比較しても大きな偏りはなく、人口に比例して全国的にユーザーがいます。
家族状況
ユーザーの家族状況については、既婚、子どもありのユーザーが6割以上となっています。
※画像出典元:ジモティーAds媒体資料
その他
家や車の保有状況を見ると、持ち家率が約5割、車の保有率は約8割となっています。
※画像出典元:ジモティーAds媒体資料
以上のことから、ジモティーには、都心よりは郊外の持ち家にファミリーで居住しているユーザーが多いと想定されます。
ジモティーAdsのフォーマット
ジモティーAdsのフォーマットは、大きく分けて二つあります。
インフィード広告
その他の広告
ジモティーAdsの基本概要は以下のとおりです。
名称 | ジモティーAds |
課金形式 | CPM課金(平均単価:30円〜) |
最適化 | ・目標CPA最適化 ・目標CPC最適化 |
最低出稿金額 | 最低出稿金額は無し※日予算1万円〜が推奨 |
掲載デバイス | ・ios(App/ブラウザ) ・Android(App/ブラウザ) |
ターゲティング | ・掲載デバイス ・性別 ・年齢 ・エリア(都道府県/市区郡) ・カテゴリ |
配信フォーマット | ・インフィード小 ・インフィード大 ・オーバレイ ・カルーセル |
入稿形式 | ・jpeg ・png ・gif ※インフィード大のみ対応 |
ジモティーAdsの配信の仕組み
ジモティーAdsでは以下の流れでオークションが行われ、CPM(インプレッション単価)が最も高い広告グループの広告が表示されます。
※画像出典元:ジモティーAds媒体資料
ジモティーAdsの配信ポイント
業種
以下の業種と相性がよい傾向にあります。
業種 | 具体例 |
金融 | カードローン、保険、後払いアプリ 等 |
住宅 | 賃貸検索アプリ、住宅展示場、リフォーム、引越し、住宅売却 等 |
リユース | 車買取、古着買取、お酒買取、家具・家電買取、携帯・PC買取 等 |
車 | 自社ローン、カーリース 等 |
求人 | 求人アプリ、求人サイト、ドライバーなど業種特化型の求人案件 等 |
その他 | ペット保険、無料モニター、マッチングアプリ 等 |
ターゲティング
特に配信の初動においてターゲットを絞り過ぎてしまうと、媒体の最適化に必要なコンバージョン情報が足りず、広告効果の最大化に時間がかかる可能性があります。まずはターゲットを広めにとって目的に応じた自動入札(目標CPA/目標CPC)配信を行い、成果のよいターゲットに絞っていくなどの調整を行うほうがよいでしょう。
クリエイティブ
検証PDCAを繰り返しスピーディーに行い、よいクリエイティブでの配信を維持することで、広告パフォーマンスの効果維持を期待することができます。公式によると、がっちりと作り込んだクリエイティブよりも、ユーザー投稿風の自然なクリエイティブのほうが効果が高い傾向にあるようです。
グループ構成
スマートフォンのOSごとに配信を分けることも効果的です。実際にはデバイスごとのユーザー属性も違うため、実際に掲載を行う中でグループ構成やターゲティング対象を変更することが推奨されています。
ジモティーAdsの費用感
ジモティーAdsの最低出稿金額のしばりはありません。ただし、検証を進めるために、日予算1万円〜が推奨されています。実際にジモティーAdsを利用するためには広告主、もしくは広告代理店用のアカウント開設が必要となり、事前に商材の審査が行われます。また、広告掲載時にも広告掲載ガイドラインに沿って確認が行われるため、前もって目を通しておくことが必要です。
ジモティーに聞く ジモティーAds独自の強みと勝ちパターン
Unyoo.jpでは、ジモティーAdsを運営する株式会社ジモティーに取材を行いました。
ジモティーAdsの強みや配信におけるポイントをより具体的に深掘りし、活用事例や今後の展望についても紹介しています。
まとめ
ジモティーAdsは、ジモティー利用者に商品・サービスの魅力を伝えることができる広告です。目的に応じて適切な広告を選択することで、商材・サービスの認知向上や売り上げアップ、集客力アップを効率よく行うことができます。また、広告プロダクトのアップデートも強化されており、今後の動向が期待されます。
アタラでは、専門知識が豊富なコンサルタントによる広告運用最適化サービスやコンサルティングを提供しています。現状のパフォーマンスにご不満な場合や、ジモティーAdsを始めてみたいと思われたら、ぜひご相談ください。
また、Unyoo.jpでは、ジモティーAdsをはじめとしたプラットフォームの最新動向やコラムを日々発信しています。この機会にSNSアカウントのフォローをお願いします。
※この記事の内容は、公開時点の情報をもとに作成しています