少し遅めですが、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

アタラでは毎年戦略合宿を泊まり込みで行います。年度が1月から始まるので1月の早いうちに、ということで8日に箱根の温泉に行きました。コンサル、開発、マーケティング、総勢10名。

午後から5時間ほど。前年度の振り返りと本年度の目標、課題について話し合います。発表形式はフリーフォーマットです。それぞれ個性が出て、弊社らしく面白いです。5期目にあたる2013年度は課題はもちろん残しつつも、業績は大変よい数字を残すことができました。これもお客様、出資者様、パートナー様、そしてがんばってくれたメンバーのおかげです。6期目の2014年度は、前年度から引き継いだ課題をクリアするのが前半。その課題がクリアできたという前提で、攻めに転じるのが後半、という結論になりました。皆でこれをディスカッションでき、共有し、コミットできたので、合宿としては成果があったかと思います。

昨年度は社員も2名増えました。今年も数名増える可能性があります。人数が増えてくると当然色々な人も入りますし、初期メンバーとは違った意識で組織を捉えることもあります。同じ組織のメンバーがなるべく共通の意識をもって業務にあたる必要性が高まってきます。いわゆるMission、Vision、Valueの話です。これがきちんと実施されている組織の良さは過去私が在籍した会社では3社。インテルとグーグルはすでに実践しており、オーバーチュアでは作成手法を学び、1から皆で作り上げる経験をしました。そういうこともあり、まだまだ初期といえる時期のメンバーではありますが、もっと初期のメンバーと比べると、あまりこのあたりの話はしてないこともあるので合宿で話したほうがいいでは?というCOOからのアドバイスもあり、話したところ、よかったらしく、ウェブに残しておいたら?というまたまたCOOのアドバイスを素直に聞き、ここに書き記しているという訳です。

ちょっと角度の違う話をしますが、私は学生時代から色々なアルバイトをよくしていました。大学は一生の仲間もでき充実はしていたのですが、早く社会に出たいという意識が恐らく他の人よりも強かったと思います。高校在学中に母がある会社の顧客DB(まあ今でいうCRMですね)を構築したとか大学在学中に父が起業する!とかの話を聞いていたのも影響としてはあったのでしょう。僕も早くすねかじりを卒業して社会の役に立って自立したい。そんな気持ちでしょうか。そんなアルバイト中心の学生時代に学んだことの一つに、かの松下幸之助さんの言葉で「企業は社会の公器」というのがあります。これは「自分たちだけの利益を追求するのではなく、社会全体・公の利益にもかなう必要があり、そのように振舞わなくてはいけない」という意味だそうです。これを聞いたとき、あ、これだこれ、と思いました。生活するために稼ぐという一面も持ちながら、組織を通じて社会のどの部分に貢献しながら働いているのか、を意識するようになった瞬間でした。そうしたらより一層やりがいを感じながら仕事ができるようになりました。

この頃は当然アルバイトというレベルですし、組織運営についてなどはわかりません(大学の専攻は、早く社会に出て役に立ちたいという意識からか商法(取締役の取引行為)でした。まあ、会社経営に携わるようになるまではすぐには使えませんでしたがw)。なので、Mission/Vision/Valueというものに触れたのは10年後でしたが。ただ、組織が何をもって、どういう価値観で、どうやって、どこを目指せば社会貢献につながるのか、を定義するのがMission/Vision/Valueなのかな、と後で知り、つながった次第です。

後半は2回に渡ってそもそもMission/Vision/Valueとは何か、作成のヒント、そしてアタラのそれを作る上での背景などについて書きたいと思います。

杉原剛

2014.01.10