広告運用トレーニング事例紹介:株式会社クロスリスティング



キャリア相談から運用型広告の
基礎座学まで
メンバーに応じた柔軟なトレーニングで
一人ひとりの成長をご支援

アタラの評価ポイント

・個々のキャリアを見つめ直す、1on1トレーニング
・基礎を押さえ、業務効率を上げるグループワークトレーニング
・企業の直面する課題に応じた柔軟なメニュー構成

 

株式会社クロスリスティング
ADマネジメント本部 コンサルティンググループ
マネージャー 原 俊介様

株式会社クロスリスティング
技術本部 テクノロジーグループ
山田 哲郎様

コーポレートサイト https://www.xlisting.co.jp/index.html

 

インターネット広告媒体を活用したコンサルティングやソリューション提供、データマネジメント事業を展開する株式会社クロスリスティング。同社では、プランニングメンバーの運用者としてのキャリアステップ支援、オペレーションメンバーへの運用型広告・デジタルマーケティングの基礎座学として、アタラの広告運用トレーニングメニューを導入いただいています。

本記事では同社の原様、山田様に、メニューご採用の経緯から、具体的な実施内容、実際の効果までを、アタラのマーケティングチームがインタビューしました。

 

■広告運用者として、どう個性を光らせるのか? 個々のキャリアを見つめ直す、1on1トレーニング

―まずは御社の企業概要と、原さま、山田さまのご担当を教えてください。

原:弊社は、レモーラリスティングやクロスリスティングDSPといった自社媒体のほか、Google 広告やYahoo!広告といった広告媒体を活用したコンサルティングやソリューション提供を行っています。また自社データや、親会社であるエヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社の持つデータを活用したデータマネジメント事業も行います。

私はADマネジメント本部に所属していて、基本的にはお客様の実案件のコンサルティングと、グループメンバーのマネジメントを務めています。



山田:私は現在はプログラミングなどのテクニカル領域を担当する技術本部に所属していますが、一昨年までは原と同じADマネジメント本部所属でした。




―ありがとうございます。御社は、弊社製品である「運用型広告レポート作成支援システム”glu(グルー)」 をご導入いただいていますが、今回採用していただいた「広告運用トレーニングメニュー」は、gluがきっかけで知られたのでしょうか?

原:はい。もともとレポーティングの自動化や工数削減を目的にgluを導入したのですが、その結果レポーティングにかけていた時間を大幅に短縮することができました。 そこで新たに創出された時間を、メンバーをより上流の工程へと適用させるための時間として使いたいという案が出てきたのです。

―もともとそういった課題をお持ちだったのでしょうか?

原:そうですね。これまで作業ベースで業務にあたっていたメンバーを、いかに自分で考えて動けるように成長させていくかといった点に課題がありました。そこでgluのご担当者様に相談し、広告代理店向けのトレーニングメニューである「広告運用トレーニング」を紹介していただきました。

―ご相談いただく企業さまごとに抱えていらっしゃる課題が異なるため、広告運用トレーニングは企業ごとに実施内容が異なります。御社の場合は、どのようなメニュー構成だったのか教えていただけますか?

原:トレーニングは、アタラのシニアコンサルタントの清水さんに担当していただきました。メニューとしては、弊社メンバーと清水さんが一対一で1時間ディスカッションする1on1形式のものと、複数人のメンバーで話し合うグループワーク方式の2パターンでした。

※トレーニング議題は一例です

 

―どのような方が参加されたのでしょうか?

原:1on1ベースのものは、私や山田を含む、ある程度運用経験のあるメンバー4名が参加しました。広告運用の現場から視座を上げることを目的にしていたのですが、振り返ってみると、会社という閉じた空間の中である程度自分の業務に慣れてしまって「井のなかの蛙」感がありました。その鼻っ柱を大いにへし折っていただきました(笑)。

山田:基本的には、今自分が何をやっていて、これからどうしていきたいのか、会社や事業、市場の中で、どう自分のプレゼンスを上げていくのかを見つめ直す時間でした。加えて、お客様に求められている以上のサービスをどう提供するのかという、クライアントとの向き合い方の壁打ちの機会でもありました。

―運用型広告にとどまらない、デジタルマーケターとしてのキャリアの話にまで及んだのですね。人によって、ディスカッション内容は異なったのでしょうか?

原:それぞれの悩みに寄り添って対応していただきました。このトレーニングで一番変わったのが山田です。

山田:私はちょうどその時、今度どうやって広告運用を続けていくのか、続けるならばどんな付加価値をつけていくべきかなどに悩んでいた時期でした。毎回の1on1では会社の目標管理シートを清水さんに一緒に確認いただいて、背中を押していただきました。その結果、「運用型広告もわかる技術者」の方面に自身のキャリアを進めることができました。

―外部のコンサルタントがトレーニングするからこそ、忖度無く話せる部分はあるかもしれませんね。

山田:社内の人間だと、どうしても売上の数字や利益ベースで目標を立ててしまいがちだと思うのですが、社外のコンサルタントの方に入っていただいたからこそ、目先の目標だけでなくもっと広い視野で自分にできることを考えるきっかけをもらえたと思います。

原:運用型広告のスキルセットを伸ばすことももちろん重要なのですが、自身のキャリアを見つめ直し、個々がやりたいことと会社がやってほしいことがうまくハマる事が大事かと思います。個々のモチベーションが上がった状態で仕事ができていれば、ひいてはそれが会社のパワーになるのではないでしょうか。

 

■基礎を押さえ、業務効率を上げるグループワークトレーニング

―では、グループワークトレーニングはどのような内容だったのでしょうか?

原:1on1トレーニングが、ある程度地力があるメンバーをさらに鍛え上げるものであるのに対し、グループワークはボトムアップ・ベースラインアップの意味合いが強いものでした。そのため参加対象者は、プランナーが策定した施策の実行部隊であるオペレーションチームの方がほとんどでした。

オペレーション業務を行う中で、自身が担当する業務にどういう意味があるのかを知ってもらい、業務効率を高めてもらうのはもちろんなのですが、デジタル広告について広く知ることで「プランニング領域も面白そう」と思ってくれる方、適性のある方がいればプランナーへと転向してもらい、プランナー戦力を強化する目的もありました。

―具体的にはどのように実施されたのでしょうか?

原:当初は、毎回テーマを決めて、それについて参加者7~8名全員でディスカッションするという形で行っていました。しかし、どうしても発信できる人というのは限られており、そこが課題だと感じていました。

このままでは「なにか面白いことを知れたね」で終わってしまい、本当の学びにつながらないのではないかということで、各回の目標設定と、会全体の目標設定を見直しました。最終的には、清水さんによるセッションのパートと、山田がリードするセッションのパートを交互でやる形にまとまりました。

山田:私のパートはインターネット広告の具体的な基礎座学で、清水さんのパートは広告運用を少し飛び越えた、例えばペルソナ設計やマーケティング施策設計がテーマでした。

―実際に実施してみて、いかがでしたか?

山田:参加者は普段オペレーション担当として広告媒体の入稿作業やレポーティングをやっているメンバーなので、ペルソナ設計やユーザー理解は業務範疇ではありません。しかし、実際にグループワークをしてみると、ものすごく斬新な発想をする人がいたのです。これは、入稿作業だけをしてもらっていては絶対に発見できなかったことだと思いました。メンバーの意外な一面が知れたのも良かったですし、その方も「こういう所で褒められた」という経験は初めてだったと思うので、とても良い刺激になったと思います。

原:このグループワークを経て考え方の基礎が整理されたので、メンバーの普段の業務の効率化にも繋がったと思います。また、プランナーとオペレーターの関係性も良くなりました(笑)。

山田:普段の業務はプランナーの依頼をオペレーターが受けて対応するという構図ですが、その実、プランナーの業務内容を深く理解していないこともあります。今回、普段プランナーが行う運用施策設計や、キーワード作成の方法にオペレーターが触れることで「どういう過程を経た結果、自身の仕事につながるのか」という流れが真の意味で理解できたと思います。

―オペレーションメンバーのモチベーションも変わりそうですね。

山田:「このキーワードで大丈夫ですか?」といった意見がオペレーターから積極的に返ってくるようになったことが嬉しいですね。

 

■企業の直面する課題に応じた柔軟なメニュー構成

―ありがとうございます。では、今後アタラに期待することがあれば教えて下さい。

原:我々が必要としていることや、直近の課題に応じて柔軟にメニューを変えていただけたことが良かったですし、成果としても上げられました。ただ、アタラさんにご協力いただき創り上げたものをトレーニング期間のみで終わらせるのではなく、企業の文化として醸成し続ける必要があると思っています。

今後は、このカルチャーを維持するためにどうすればいいかについても相談したいなと思っています。

山田:私自身も、キャリアを考える上でのきっかけを作っていただきました。今後も迷えるメンバーを救っていただければと思います。

―本日は、どうもありがとうございました!


同事例を担当するコンサルタント
清水一樹
シニアコンサルタント
WEBデザイナーを経て広告代理店に入社し、運用型広告の黎明期からプレイヤー・管理職を務める。アタラ合同会社から、運用型広告を中心としたコンサルティングだけでなく、テクノロジーによるマーケティング課題にも従事し、アタラの全事業のコンサルタントを担っている。
特に運用型広告×コーチングを絡めた「人」に寄り添ったコンサルティングを心がけており、伴走型インハウス・広告運用トレーニング・アトリビューション分析を得意としている。
書籍「運用型広告 プロの思考回路」、「海外カンファレンスの歩き方」 MarkeZineでの執筆など多数。
・アドテック九州登壇
・コーチング塾Integrity 卒業