伴走型インハウス支援事例:株式会社TS東京様

株式会社TS東京 伴走型インハウス支援 事例


小規模予算でインハウスにチャレンジ。
知見ゼロから成果を生む自社運用へ


アタラの評価ポイント

・小規模、知識ゼロでのスタートでも、基本からレクチャー
・初めはアタラ側で運用し、学びながら自社運用へシフト
・自社のペースに寄り添ったアドバイスが受けられる


株式会社TS東京
代表取締役 若生伊知郎様
マーケティング 久保田太一様

コーポレートサイト https://ts-tokyo.co.jp/

都心の大型ビルを中心に、独自の工法・材料によってオフィスビルの内外装工事を手がける株式会社TS東京。
2022年よりアタラの伴走型インハウス支援を導入いただいています。同社の代表取締役である若生様とマーケティング担当の久保田様に、インハウス運用でウェブ広告を始めた経緯から、具体的な支援内容など、アタラマーケティングチームがお話を伺いました。


■販売事業立ち上げを機にウェブ広告をスタート

―御社の企業概要とお二方の担当業務について教えていただけますか。

久保田:内装および外装工事、特にオフィスビルの退去に伴って発生する原状回復工事がメインです。その中でも不燃性・吸音性に優れた天井のコーティングや無臭の塗料を使うなど、独自の技術を活かした、美しさの回復+αの付加価値サービスが弊社の強みです。 私はマーケティング部のリーダーとして、主にインターネット広告や新規事業の開発、それからCRMの導入なども行っています。

若生:私は代表なので事業全般に関わっています。創業からは42年目で、一事業が独立して子会社化したので、TS東京としては7年目になります。

―主な担当エリアはどちらですか。

久保田:主に東京23区と横浜などの関東圏です。都心の大型オフィスビルにフォーカスしている点も弊社の特長の一つです。

―御社がインターネット広告を始めようと思われた経緯を教えていただけますか。

若生:これまでは5〜10人の営業担当が飛び込みや紹介でお客様を開拓していました。ですが、自社で使っているコーティング剤を全国販売する事業部を新たにつくり、製品認知を全国まで広げる手段として、ウェブ広告を始めなければと思ったのがきっかけです。既存の事業においても新規顧客を獲得していくためにウェブ広告を始めようと。

株式会社TS東京 代表取締役 若生伊知郎様

株式会社TS東京 代表取締役 若生伊知郎様


―なぜインハウス運用にしようと思われたのでしょうか。

若生:ウェブ広告を始めようとした当初、いきなり大きな予算をかけるわけにもいかず、月30〜50万で3カ月ほど運用をお願いできるところを探していました。しかし予算規模の関係でなかなか見つからず、おそらくその規模では難しいだろうという印象を受けました。

運用を外部にお願いできたとしても、内部に知見がなければ対等に話ができないですし、なぜ成果が出たのかも出なかったのかも分からない。自社で理解できるようにする取り組みが必要だと考えて、インハウスに挑戦することにしました。


■コンバージョン100を超えて成果を実感

―アタラをどのようなきっかけで知り、ご依頼いただいたのでしょうか。

若生:すでにアタラさんで支援されインハウス化をされている会社から御社を推奨頂きまして、お問い合わせしたのがきっかけですね。

―アタラにインハウス支援をお任せいただいたときの課題や目標はどういったものでしたか?

若生:課題といっても全くの素人でしたので、まずは広告アカウントの立ち上げや設定からお願いしました。目標としては、自分たちで数字が見られるようになり、予算をかけてきちんと運用できるフェーズに持っていきたいと考えていました。

―ご依頼いただいてから9ヶ月ほどになりますが、どのような形でプロジェクトを進めてきたのでしょうか。

久保田:最初の3カ月は、毎週2時間くらいレクチャーしていただきながら、アタラさん側で運用していただきました。少しずつ引き継いで、4カ月目からは毎週同じような時間をもらいつつも、私の方で動かして、操作方法のレクチャーやアドバイスをいただきながら進めていきました。

株式会社TS東京 マーケティング 久保田太一様

株式会社TS東京 マーケティング 久保田太一様


―不安だったことなどはないですか。

若生:最初にコンバージョンが出るまでは、不安でしたね。

久保田:成果についてももちろんですが、それ以上に私の知識が追い付くかという不安もありました。ですが、今ようやく良い方向に進んでいるなと感じているので、徐々に不安はなくなってきています。

―どれくらいから効果を実感されましたか。

久保田:成果でいうと、コンバージョンが100を超えたのが一番大きかったですね。それとコンバージョンに限らず、6カ月経ったくらいから、ある程度自分で動かせて、Slackでやりとりができるようになったのも大きいです。安定して成果が出せる媒体が見えてきましたし、媒体の特徴も掴めてきたので、予算のかけ方など、目標としていた自社での運用に近づいていると実感できました。

若生:私としては、アタラさんのおかげで広告運用に関する久保田の成長が感じられてよかったと思っています。


■足並みを揃えて基本からレクチャー

―担当の清水と小澤に対してはどのような印象を持たれていますか。

若生:最初にお会いしたときから業界のお話を伺ったり、色々とご指導いただいている中で、基本的な手順を丁寧に教えていただいて、プロフェッショナルな印象ですね。

久保田:私はまったく知見がない状態でスタートしたので、こちらのぺースに合わせてレクチャーしていただいたと感じています。

清水さんは本当にはっきり物を言ってくださる印象で、よいこと、悪いことをはっきりと言ってくださり、非常に信頼を置けるなという印象でしたし、それで結果も伴ってきたのでとてもよかったですね。
小澤さんはこちらに寄り添った形でこうした方がいいという提案やアドバイスをくださるので、とてもやりやすいです。それだけでなく毎週のレクチャーに向けて私もしっかり準備しないとお話ができないと感じて、非常によい刺激をもらいながら進められました。

―残り数ヶ月でインハウスのご支援は終える形となりますが、今後アタラに期待されることはありますか?

久保田:残りの期間でまだ足りないものを吸収させてもらい、予算がかけられるタイミングなどに戻っていただいて、また一緒にできたらと思っています。

若生:私たちは知識も技術もない中で少しずつやってきましたが、やはり独学で試行錯誤するのとは全く違うのではと思います。分からないままでは効果が出るまでに時間もかかるでしょうし、うまくいかない場合は外部に丸投げしてしまうよりも、最初にきちんと立ち上げて伴走してもらう方がよいのではないかと。そのあと社内でも広告運用が定着すると思いますね。

久保田:私も長いスパンで見たときに、先行投資して基盤をつくるのはよい方法だと思います。広告を長く続けていけばその分の利益は返ってくるだろうと思いますし、私たちのように素人からスタートする会社さんはもちろん、ある程度広告に取り組んでいる会社さんもステップアップできると思います。運用できる力を付けて、社内で後継者をつくっていく。そのためにアタラさんのようなインハウス支援をしっかりやってくださる会社さんを導入するのはお勧めだと感じています。

―お忙しい中ありがとうございました。

株式会社TS東京 伴走型インハウス支援 事例



株式会社TS東京 伴走型インハウス支援 事例
同事例を担当するコンサルタント
清水一樹
シニアコンサルタント
WEBデザイナーを経て広告代理店に入社し、運用型広告の黎明期からプレイヤー・管理職を務める。アタラ合同会社から、運用型広告を中心としたコンサルティングだけでなく、テクノロジーによるマーケティング課題にも従事し、アタラの全事業のコンサルタントを担っている。
特に運用型広告×コーチングを絡めた「人」に寄り添ったコンサルティングを心がけており、伴走型インハウス・広告運用トレーニング・アトリビューション分析を得意としている。
書籍「運用型広告 プロの思考回路」、「海外カンファレンスの歩き方」 MarkeZineでの執筆など多数。
・アドテック九州登壇
・コーチング塾Integrity 卒業


アタラ合同会社 小澤裕一
小澤裕一
コンサルタント
2008年GMO NIKKO株式会社に入社。 運用型広告のコンサルタントとして大手クライアントの課題解決、効果改善に務める。 日本国内で初となる運用型広告におけるYouTubeやYahoo!トップページ面への掲載を経験し、Google 広告のリマーケティングベストプラクティスを世界7カ国へ発信する成功事例を創出。
また、マネジメント面では社員育成や組織構築を経験。 2015~2019年、宮崎にてオフィス構築や行政との連携、宮崎ICT協議会役員や厚生労働省認定職業訓練講師を担う。
2022年、アタラ合同会社入社。現在はクライアントのインハウス支援を主な提供サービスとし、それぞれの悩みや課題に寄り添いながら、広告運用トレーニングや戦略戦術設計などのコンサルテーションを担当。


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