業務システム開発 事例紹介:株式会社セプテーニ



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gluは空気のような存在。
glu導入で月間7000時間分の工数を削減



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(写真)高橋一幸様(左)、高橋勇太様(右)


株式会社セプテーニ
執行役員 オペレーション本部 本部長 高橋勇太様
オペレーション本部 アドオペレーション部 マネージャー 高橋一幸様

リスティング広告をはじめとしたネットマーケティング事業を手がける株式会社セプテーニ様は、市場の拡大とともに増えるレポート作成工数を削減したい、多様化するクライアントのニーズによりスピーディに対応したいという課題を抱えていました。gluを導入することで月間7000時間分の工数削減を実現された結果、クライアントからの要望に柔軟に対応できるようになった、より付加価値の高い提案に時間を割くことができるようになった等の効果が生まれています。執行役員 オペレーション本部 本部長 高橋勇太様とオペレーション本部 アドオペレーション部 マネージャー 高橋一幸様に、glu導入の経緯や効果についてお聞きしました。

御社について簡単に、ご紹介いただけますでしょうか

高橋勇太:セプテーニグループは、ネットマーケティング事業とメディアコンテンツ事業という2つの分野を軸に事業を展開し、中期経営方針で「モバイル」「ソーシャル」「グローバル」を注力分野として掲げております。セプテーニは、ネットマーケティング事業分野のグループ内主要会社です。代表的な取り扱い商材は、リスティング広告、FacebookやTwitter等のソーシャル広告、GunosyやYahoo!等のインフィード広告などです。営業拠点は国内と海外に設置し、国内→海外、海外→国内、海外⇔海外といったクロスボーダー取引にも対応しております。

社員数はどのくらいですか

高橋勇太:2015年4月時点で、グループ全体で約1000名ですね。

お仕事について、お聞かせください

高橋勇太:セプテーニに入社後10年ほどSEM関連の業務に携わり、その後2014年10月に、新設されたオペレーション本部の責任者として着任しました。リスティング広告をはじめとした運用型広告のオペレーションや、オペレーション工数圧縮のための仕組みづくりを行うセクションなどを管轄しています。また、宮崎県にあるMANGO株式会社の代表も兼任しています。

高橋一幸:私も2014年10月から、オペレーション本部で運用型広告のオペレーションを束ねる仕事をしています。それ以前は、MANGO株式会社というオペレーションに特化した関連会社で責任者をつとめていました。そこでは特にリスティング広告のオペレーション業務の効率化を進め、セプテーニグループ全体の生産性を高める事を目標に業務に取り組んでいました。今はその延長として、リスティング広告だけではなく、FacebookやTwitter、SmartNewsやGunosyなど運用型広告全体のレポート作成や入稿、発注管理などの、いわゆるオペレーションと呼ばれる全てを束ね、生産性をあげて効率を良くしていくという部分をミッションとしています。

glu導入前に抱えていた課題について、お聞かせください

高橋一幸:広告の特性上、エクセル形式でレポートを作る機会が数多くありまして、その工数が多くかかっていました。エクセルのマクロ化や媒体APIを利用した自社製のレポート自動作成ツールの利用等で工数削減の対策を行っていましたが、市場の拡大とともに多様化するクライアントの要望やニーズ、増加する分析の切り口に対して、スピード感をもって対応することが難しくなってしまいました。またAPIの活用に関しては、バージョンの管理、開発リソースや工数の確保、技術面のブラッシュアップなどを自社のみで完結するのが非常に難しいと感じていました。そんな時にアタラさんのことを知り、これらの課題を解決できそうだと考え、相談させていただきました。

高橋勇太:レポート作成という切り口については、いま説明した通りです。一方でPDCAサイクル全体のスピード感についても課題を感じていました。コンサルタントもしくは営業が広告の出稿結果を分析し、クライアント担当者様に結果報告と改善提案のレビューを行い、施策を実行するという一連の流れを、より速く行うことで、より広告効果を上げ、クライアントからの期待以上の成果を出したい。そのための一手を模索していました。

セプテーニさんは、自前でAPIを叩きシステムを開発していた経験があったからこそ分かる大変さ、その辺りを理解していただけているので、我々としても、すごくやりやすいです

高橋勇太:媒体APIに精通した優秀なエンジニアを自社で採用し、技術やノウハウのアップデートを行い続けるのは非常に大変です。市場の成長にあわせたスピーディな変化が求められる中で、エンジニアリソースの問題でクライアントをお待たせするわけにはいきません。だから、そこにコミットしているパートナーと仕事をできるというのは、非常に安心感がありますし、私たちとしてもやりやすいです。

glu導入の決め手となった理由、きっかけをお聞かせください

高橋一幸:ツールを自前で作っていくのか、どこかにお願いするのか、様々な方向性を検討したのですが、多種多様なレポートフォーマットに対応出来る柔軟性、市場と同等のスピード感での対応が可能といったところがglu導入の決め手となりました。また、媒体APIのバージョンアップ対応や開発の経験が豊富であるという点も大きいです。御社のスタッフの方とお会いした際も、安心してお任せできるなと感じました。

高橋勇太:開発担当の方に運用型広告の運用経験がなくても、かゆいところに手が届くような提案をいただき助かっています。「よくそこに気づきますね」ということが多々ありますね。

高橋一幸:打ち合わせ時にもそう感じる事が多くありますね。

ご導入いただいたglu のプラン・オプションについてお聞かせください

高橋一幸:glu プレミアムプランをベースにした開発で、レポート、ダッシュボードの他に、個別カスタムツールを複数導入しています。あとは、海外向けにも個別カスタムツールを導入しています。

導入後の効果について、お聞かせください

高橋一幸:レポート作成に関しては、2年、3年使用した結果、月間7000時間以上の工数を削減できました。これからも使い続けていくことによって、gluに任せる業務工数をさらに増やし、削減した分の時間を付加価値の高い業務に転換させていきたいと考えています。また、ダッシュボード機能を利用し、営業担当やコンサルタントが自分の担当案件のみをピックアップしてご予算や目標に対する進捗状況をひと目で追えるようにしました。これによってスピーディに課題発見と施策の実行を行うことができるようになりましたので、運用の質も改善されていると感じています。

高橋勇太:営業面でいうと、クライアントからの難易度が高いご要望に対して、これまで以上にお応えできるようになったのが大きいです。glu導入以前は、クライアントから与件をいただいた時点で実現が困難だと判断せざるをえなかった内容であっても、gluがあることによって実現できるようになったことが多くあります。そしてそこを評価いただき、新たなお取引につながるケースも増えています。

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これからのglu に期待することを、お聞かせください

高橋一幸:運用型広告の分析や運用にはゴールが無く、いくら時間があっても足りないほどです。レポート作成の時間を削減し、分析や運用の為の時間を少しでも多く作る為にも、世の中に存在する運用型広告全般のデータを一括で取得してレポート化したいと考えています。もともとgluはリスティング広告から始まりましたが、ソーシャルメディア広告が伸びてきていますので、そこにも対応していただきたいです。また、スマートフォン関連の広告市場も大きな伸びを見せているので、それらのデータ取得にも対応いただきたいですね。いずれは媒体毎のデータを横串で分析できるような仕組みを作りたいと考えていますが、そのためにもまずは、データを取得するという部分を御社のツールに頑張っていただきたいなと思っています。

高橋勇太:運用型広告の運用側としては、スピード感をもってPDCAをまわすためにリアルタイムにデータと向き合う必要があります。一方で、運用型広告を運営するメディアは、メディア開発自体にスピード感を求められるため、結果であるデータの取り出しや、データを見せる機能については後回しになりがちです。そのようなところに対して、APIパッケージ提供のような形でアプローチとサポートをいただけると、さらなる業界の発展につながると思います。

新興メディアになればなるほど、なかなかAPI対応されていないですね。仕組みの部分もあわせて相談できるようにしていきたいと考えています

高橋勇太:もう一点、外部ソリューションとの連携、例えばデータビジュアライズツールなどとの連携強化なども期待しています。いまのgluは、柔軟なフォーマットでデータを表現できることが非常に画期的なのですが、一方で、表現が固定的だとも感じています。分析に必要な切り口や頻度は、クライアントの業種やその時々の課題によって異なりますので、分析したい時に、必要な切り口を柔軟に設定し、パッとデータを見て良し悪しを判断し対策を行う必要があるのですが、その部分の自由度がまだ低いですね。すべてgluで行うのは難しいと思いますが、専門のビジュアライズツールなどと連携すれば実現は可能かと思います。また、英語のインターフェイスがあると嬉しいですね。グローバルのチームも使えるようになりますから。

最後に、現場のglu利用者の声があれば、お聞かせください

高橋勇太:最近は、gluがあって当たり前の状況ですね。

高橋一幸:今となっては空気のように、なくてはならない存在になっています。

glu初期の頃から先進的な利用をいただいているセプテーニ様。ますます空気のような当たり前の存在としてお役に立てるよう、改良や機能追加をしていきたいと思います。貴重なお話、ありがとうございました!

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