アタラでは、様々な想いを秘めたメンバーが、それぞれのスキルを存分に発揮して働いています。ここでは、それぞれのメンバーの得意とすることや、運用にかける想い、ビジョンなどをインタビューしました。


経営層のビジョンを聞き、
現場で実現するためのダッシュボード設計

マネージャー/コンサルタント 寺本 桂(てらもと かつら)

「意思決定スピードを加速する」提案のため、データとテクノロジーを掛け合わせたイノベーションを模索する中、Web広告コンサルタント時代にBI/ダッシュボードの導入支援やデータ利活用へ力を入れ始めたことがきっかけで2019年にアタラ入社。システムエンジニア経験もあることから、効率や合理性の追求と、質の高いソリューションを心がけている。

【登壇実績】
『Unyoo.jp Online道場 Vol.1 導入の進む今だから知りたい!テレワーク時代のダッシュボード活用法』
『Unyoo.jp Online道場 Vol.2 ダッシュボード構築に欠かせないデータの取り方・つなぎ方のいろは』

【担当した案件の事例はこちら】
RFA digital brains株式会社

■ “アクショナブル”なダッシュボード構築支援を目指す

――アタラでの業務内容について教えてください。
寺本:主に、ビジネスユーザーにも使いやすいビジネス・インテリジェンスツール「Domo」の導入支援をしています。アタラではデジタルトランスフォーメーションの支援ツールとしてダッシュボード導入支援を行っており、Domoの導入支援をするにはドーモ社の認定資格を取得する必要があります。現在(2020年7月)、Domoに関わるアタラのコンサルタントは10名以上いますが、私を含め全員その資格を取得しています。導入支援をするコンサルタントの知識や経験がこれほど豊富な企業はあまりないのではないでしょうか。社内ではそれぞれのお客様の課題を共有したり、Domo以外のダッシュボードツールも日常的に研究したりと、ナレッジをみんなで高めていこうというチームワークができています。

――寺本さんご自身が取り組まれている案件には、どのようなものがありますか。
寺本:広告会社やフィットネス業界でアプリ運営されておられるお客様などと、マーケティング領域を可視化するお取り組みをさせていただいています。まずはどこかのセクションで2、3か月という期限を設け、期限内にテーマを絞ったダッシュボードを作り上げるという手法で導入支援をしています。日中はお客様からの質問に答えられるように、またトラブルシューティングの対応もするので、ご連絡が来ていないかというのは常にチェックしています。

――お客様からはどのような相談が多いですか。
寺本:そうですね、経営層の方から「社内のデータを十分に生かした経営ができているかという点に疑問がある。自分たちもデジタルトランスフォーメーションに踏み出さなければ、という思いはあるけれど、どうしたらいいだろうか」とお声がけをいただくことが多いです。 私たちは単にデータをクラウドへ移管する支援をするだけではありません。ダッシュボードのデータを見て、経営判断ができるものになっているか。“アクショナブル”であるかどうかという視点でコンサルティングをさせていただいています。

そのためにも、顧客企業の経営層のビジョンをしっかり聞いてから、現場に臨みます。まずは顧客企業の一つのセクション(部署)にフォーカスして、データ活用ができる体制の構築に取り組みます。そうやってできた体制を他のセクションにも展開して、最終的に全社のデジタルトランスフォーメーションの完遂を目指します。

――ダッシュボードを作るだけではなく、データをどう生かして経営に寄与するかというところまでコンサルティングをされているのですね。難しいと感じる点はありますか?
寺本:難しいのは、お客様の意識のシフトチェンジです。データというものは、見て満足していては活かされません。どんなビジョンのもとに、データから何を知り、どうアクションするか。そうやって初めてデータがビジネスに活きてきます。

――普段からどのようなことを意識して仕事を進めていますか。
寺本:顧客企業のビジョンとデジタルトランスフォーメーション・プロジェクトの方向性が合致しているかという点は、常に意識するようにしています。これまでに私が積んできた経験よりも、こうしたプロジェクトの進行では数段高い視点がコンサルタントへ求められているなと、日々緊張を感じるところでもあります。

常にお客様のビジョンとデジタル・トランスフォーメーション・プロジェクトの方向性が合致しているか?を考慮してコンサルティングを行っているという。


■お客様に寄り添って課題解決を目指すコンサルティング

――ちなみにこれまでもコンサルタントとしてキャリアを歩んでこられたのでしょうか。
寺本:実は文学部出身のシステムエンジニアとして社会人をスタートしました。「パソコンが扱えるようになったら困らないだろう」と考えて就いたシステムエンジニア職では、基本的なITの知識を習得できました。一方で人見知りをしない性格から、話す仕事の機会をいただくことが多かったですね。それがきっかけでキャリアチェンジした前職のWeb広告コンサルタント時代から、データを効率よく可視化するにはどうしたらいいのかということをずっと考えていました。というのも、データに関わる仕事ではExcelを手動でダウンロードし、集計してグラフを作るという作業を同じように何度も繰り返すことが多くなりがちです。そこで何とか作業時間を圧縮して、お客様のために考える時間を増やせないものかと思っていました。 加えて、広告代理店やWebマーケティング分野で働く方というのは、長時間にわたって労働せざるを得ない状況が多々あります。仲間を早く家に帰らせてあげたいという思いもありました。

――お客様に喜んでいただいたエピソードを教えてください。
寺本: 例えば、Domoの導入を検討されているお客様向けに、PoC(Proof of Concept、概念実証)といって、スモールテストとして大体5個から10個のカード(ダッシュボード上に表示するグラフ)を作成し、導入判断をしていただくこともあります。そんな中、テストの規模を大きくしたほうがお客様にとって判断しやすいだろうと、私の判断で50個のカードを作成したケースがありました。たくさんのカードに接して理解を深められたお客様からは、好評のうちに受注、お取り組みを進めていただくことができました。

――最後に、仕事で一番重要なことは何だと考えていますか。
寺本:技術も一定は必要ですが、何よりも重要なのは、お客様の話を聞いて本当に求めているものをくみ取れるか、インサイトを探れるかどうかという点です。そのために、物事の本質を見極められるだけの知見と、多角的な視点を持つことを心がけています。

――今後はどのようにスキルアップを目指していきたいですか。
寺本:引き続きクライアントの個別課題解決を支援していくことに加え、アタラがチームとして提供できるナレッジを、あらゆる形でアウトプットしていくこともチャレンジしたいと思っています。オンラインセミナーや、Domo認定コンサルタント向けのトレーニング資材提供なども取り組み始めています。業界あるいはツールを問わず、データの利活用に役立つソリューションが提供できるコンサルタントを目指します。

大事にしていること
  • 効率化を図り、お客様の事業拡大のためのKPI設計を行う
  • コンサルタントとして数段高い視点からプロジェクトを進行する
  • お客様の話をよく聞いて、インサイトを発見し、課題を解決する