久しぶりのブログです。
2011年ももう終わろうとしています。
まだお客様との定例会、新規訪問、社内打ち合わせ、忘年会は来週も残っていますが、気持ち的には少し余裕が出てきました。今カフェで来年のことなどを考えています。少し今年も振り返ってみようと思い、ブログに残しておこうと思いました。
今年もマーケティングまわりでは色々な変化があった1年でした。ウェブ上でのマーケティングだけに限定していくつか挙げると:
リスティング広告はより一層複雑になり、経験値がモノをいう傾向が強まった感じがあります。Googleは矢継ぎ早に機能追加を行いました。秋口からYahoo! スポンサードサーチV3対応に奔走しました。
ディスプレイ広告はアドエクスチェンジが熱く、DSP、SSP、オーディエンスデータ、第三者配信といったエコシステムを構成するコンポーネントが次々と出現し、実際の利用者も予想以上に出てきました。
ソーシャルが話題にならなかった日はないのではないでしょうか?業界ではそれほど盛り上がった年だったように思います。とは言っても例えばFacebookを見てもユーザーは増加傾向にあれど、他の国との比較でいうと利用者数はまだまだ少なかったり、マーケティングの中でのソーシャルの捉え方で色々な議論が繰り広げられた感があり、まだ手探りの状態。
デバイスはスマートフォンが台頭。PCの存在価値はまだ大きいものの、本格的なモバイル環境への対応が必要となってきました。
アトリビューションやリードナーチャリングといった取り組みが話題になりました。
もっとありますが、キリがありません。
消費者が情報を入手、発信、シェアする手段、スタイル、タイミングの多様化が加速度的に広がっていく中で、その消費者にコミュニケーションするためには、ロングテール化する消費者環境に対応せねばならず、シンプルではないのは事実です。
でもそれが事実です。
No turning backです。もうそれ以前の世界に戻ることはないでしょう。
そして、それがそもそもマーケティングの仕事なのです。
消費者にリーチし、コミュニケーションしたかったら、もっと消費者の動向を理解し、自分ができることを考え、効率的、効果的に接触しメッセージを伝える術を考え、スピーディーに実行に移す必要があります。
It is as simple as that. それ以上でもそれ以下でもないと思います。
それをやる上で、手段の部分は専門性は当然求められるので深堀りは必要です。その際注意しないといけないのは、往々にして、その特定の分野の視点になりすぎて、周りの他のことが見えなくなってしまうことです。
視野は広くもっていないといけないです。お客様の課題は一つだけではないからです。お客様に貢献できる得意分野を持ちつつ、その得意分野が活きるよう、広く知識、経験は持ってお客様の課題に向き合わないといけないです。
難しいとは思います。
そのバランス感覚が究極に求められる時代なんだな、と思います。
でもやらないとお客様の役には立てないし、自分自身も生き残れません。
よく人にも言うのですが、
俯瞰(鳥瞰)と凝視を繰り返し、いつも自問自答し疑問を投げかけつつ、コミットして動く。でも、不測の時には前向きな朝令暮改も必要、と。無駄な固執は命取りになります。
コンサルティングやシステム開発を請け負う事業者としては、お客様が、必要とされている専門性、経験、知識、スピードを外部から得ることができるということが価値であり、そこにはこだわりを持つ必要があります。逆にお客様にはその価値に対して対価があることを理解し、正当化し、信頼の上、受け入れていただくことでよいビジネスが成立するのだと思います。
アタラの2011年は、お客様が少しつづ増え、そんなことを実感できた充実した1年でした。もちろん、といいつつも、アタラの3期目も試行錯誤の繰り返しでした。まだまだ組織としても未熟ですし、反省も多いです。でも、お客様、パートナー会社、出資者、社員、皆に支えられ、おぼろげながら社会での存在意義が少し見えてきた貴重な経験ができた1年でした。
決して奢らず謙虚な気持ちで、様々なステークホルダーや社会に対してどのように貢献できるかを2012年も考えつつ、でも楽しく業務に邁進できればと思っています。
今年もありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
2011.12.23