SESネタをもう一つ。
今年、展示スペースにおいてはプラチナムスポンサーの一つであったGoogleが最大のブースを構えていたが、そこで最もハイライトしていたのがDoubleClick Searchだった。
DoubleClick Searchはいわゆるリスティング広告の自動入札ツールである。元々はエージェンシーであるPerformicsがもっていた自動入札ツール。PerformicsはDoubleClick傘下となり、その後、DoubleClickがGoogle傘下となる。Googleは広告プラットフォームであり、自動入札ツールの会社とも数多くの付き合いがあるので、中立性の観点から、DoubleClickから自動入札ツールが出るとは夢にも思っていなかった。よって、展示ブースで大々的に取り上げられていたのはかなり驚いた。

デモ/説明を聞いたが、Performicsのツールの面影はほとんどなく、完全にGoogleのテクノロジーが注入された完成度の高いツールになっていた。Google AdWordsのみならずMicrosoft AdCenterも管理可能。入札機能はEfficient FrontierやMarin Softwareに比べるとまだ劣るが、必要最低限の機能は実装しており、なによりも価格が安い(下記ウェブに価格が掲載されている)。今後、広告主や代理店の選択肢にも入ってくる可能性は高い。各国対応は順次進めていくとのこと。

DoubleClick Search概要
http://www.google.com/doubleclick/advertisers/overview.html

杉原剛

2011.08.22