SES San Francisco 2011のGoogle Ad Innovationsというセッションがある。毎回SESやSMXのようなカンファレンスで、Googleが最新の広告テクノロジーを説明するもので、楽しみなセッションの一つだ。

その中で、ちょっとおもしろいものがあった。AdWordsの新しい広告フォーマットで、Media Adsというもの。今のところは映画会社向けの模様。米国では3月に発表はしている。
Media Ads Joins the New Ad Formats Family
特徴としては、
1) キーワードを選ぶ必要がない
ターゲティングとマッチングは完全に自動化されていて、映画のタイトルに関係するクエリーがあった際、Googleが掲載を判断してくれる。
2) 課金がフラット
入札金額や品質、競合に応じてコストが変動する通常のAdWordsと違い、Media Adsはフラットな料金体系であるという。
AdWordsブログでもあるように、限定リリースのようで、誰もが管理画面から使えるわけではない模様。日本でも「はやぶさ」で検索すると出てきた。
【検索結果】
8-mediaadsserp.jpg
「はやぶさの予告編を再生」というリンクが下部に出るのでクリックすると、ブラウザ画面が暗くなり、動画が再生される。Googleによると、

視聴者のアテンションが動画に集中し、シアターライクな体験ができる、とある。

【動画再生】
9-mediaadsplay.jpg
SESでも、業種に特化したフォーマットは今後も出てくる可能性があるとしていた。注目したい。

杉原剛

2011.08.22