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以前も書きましたがアタラにはロールモデルとなる会社があります。37signalsといって、アメリカで中小企業向けのCRM「Highrise」、プロジェクト管理ツール「Basecamp」、開発フレームワークRuby on Railsの支援などで有名な会社です。主に中堅企業や組織/グループ向けのとても使い勝手のいいウェブサービスを提供している会社です。

元々IT業界では知っている会社でしたが、彼らの著書「小さなチーム、大きな仕事: 37シグナルズ成功の法則」に感銘を受け、今のアタラのワークスタイルを設計しました。

オフィスを持たないことについて
http://www.atara.co.jp/ceo_blog/post_16.html

実際のところ、オフィスレスなどのワークスタイルだけではなく、組織での仕事の仕方やプロダクトについての考え方なども大いに参考にしています。正直なところ、個人的には一人の大ファンと言ってもよいでしょう。

ちなみに弊社はオフィスを昨年構えるに至りましたが、自主性をもって働く時間と場所を個々が決めるワークスタイルは変えておりません。私自身自宅やカフェで仕事をすることが相変わらず多いです。37signalsをそれこそ参考にし、時間や地理に関係なく仕事ができる環境をなるべく実現しようとしています。

そんな37signalsが大きなアナウンスを二つしました。

Two big announcements./37signals
https://37signals.com/

1. 先々、one product companyになる、と。Basecampという大ヒットプロダクトのみに会社の全資源を投下するそうです。他のサービスもかなりいいものも多いですし、ユーザーも多いはずですが、「Basecampを提供する会社」としてやっていくことを決めました。他のプロダクトは順次スピンオフさせていき、それぞれに専任をつけるようです。

2. それに伴い37signalsという会社名からBasecampに変更するそうです。

フォーカスする、資源を集中させる。言うのはとても簡単なのですが、色々な経緯やしがらみが伴うと、どちらも簡単に決断できることではないと思います。でも、それをサラッとやってのけるのが37signals改めBasecampなのです。

偉大なロールモデルカンパニー。どんな組織運営をしているのか、やはり興味は尽きません。今後も追いかけ追い越せの気持ちでがんばります。

Basecampのようなロールモデルとなれるような会社になりたいと思います。なると言ってなるものでもないかもしれませんが、ユーザーのため、社会のため、自社含め周りのことを考えて真摯に取り組んでいけば、少しでも理解してくれる人や会社はでてくるのかもしれません。そんな日を夢見て今日もがんばります。

杉原剛

2014.02.06