Fly Me to Minami 恋するミナミ

映画「Fly Me to Minami 恋するミナミ」を観た。なぜここで取り上げるかというと、企画・製作総指揮は、事業家としてシンガポールをベースに活動する加藤順彦さんだからだ。加藤さんは広告代理店日広・NIKKO(現GMO NIKKO)の創業者でもあり、ネット広告、とりわけ私の関係するところで言うと、米国のリスティング広告事業者が日本に進出した当初から、その先見性からいち早く代理運用事業に取り組み、取り扱いトップクラスのポジションの一角を担い、業界の初期の頃を特に盛り上げた功労者の一人である。

監督は奇才リム・カーワイ監督。
主演の一人はちゅらさんの恋人・夫役などで有名な小橋賢児さん。実に約6年ぶりの俳優復帰。実は俳優としては評価していたので休業した時はとても残念に思っていた。今回この作品で復帰をされて本当によかったと思っている。
また、日本・シンガポール合作映画というのはとても新しいな、今後のアジア映画の新しい形かもな、と色々な期待もあり、公開がとても待ち遠しかった。

大阪・ミナミ、香港、ソウルをつなぐラブストーリーである。出演者たちが様々な場面でクロスする最近のタイプのオムニバスストーリー。とても好きである。

恋、愛、夢をテーマに、重すぎずライトすぎず、とても優しい内容の作品だった。一つのカップルの複雑な関係性(不倫)から雰囲気がとかく重くなりがちだが、ライトなタッチでまとめてた。もう一方のカップルはお互いへの想いが芽生えていく過程がいい雰囲気できちんと描かれててよかったと思う。

香港の編集者シェリーン役のシェリーン・ウォンさん、ソウルのCAソルア役のぺク・ソルアさんはそれぞれの役にピッタリな感じでとてもよかった。アジアのそれぞれの国の美に触れて満足。

そして小橋さん、存在感あってやはりよかった!

自分も大阪・豊中で育った時期があるが、大阪・ミナミが初めて見る感じで撮られてて面白かった。夜のシーンはある種幻想的。なかなかよかった。行ってみたいと思わせる。

予告編でも出てるが、加藤さんが何カ所かで出ててつい微笑んでしまった。お元気そうで!

とてもオススメの作品です!ぜひに。

公式サイト http://flyme2minami.com/
公式フェイスブック https://www.facebook.com/iloveMinami

2013年12月21日から、渋谷・オーディトリウム渋谷で公開中。

オーディトリウム渋谷
http://a-shibuya.jp/

杉原剛

2013.12.23