久しぶりのCEOブログです。

2012年の総括をアメリカ西海岸のオレゴン州で書いています。ここは私が小中学生時代を過ごした第二の故郷で、年末/年度末(今年から決算期を12月に変更しました)の忙しい時期ではありますがきました。理由は2つ。1つは以前から実践しているモバイルワークスタイルが海を渡った場所でも実現できるかを検証するため。もう1つは来年のことを考えるにあたって原点に戻る意味も含め、田舎で静かな場所にきたかったため。ネットを駆使して日本とやりとりしつつも、海や山を見ながら来年の構想を立てています。

2012年はアタラにとってすばらしい一年になりました。

システムソリューション事業では、マーケティングデータ統合システムの開発導入はかなり進みました。部品プラットフォーム化戦略が奏功し、効率性と拡張性という、ともすれば相対する要件を両方実現できるようになってきました。もちろん少しづつですが。

コンサルティング事業ではアトリビューション分析コンサルティングの案件が飛躍的に増え、実績を挙げることができました。リスティング広告関連でも様々なご相談をいただくことができ、お役に立つことができたと思っております。

マーケティング面でも色々なことを実現できました。3月に書籍「アトリビューション 広告効果の考え方を根底から覆す新手法」をインプレスさんから出版しました。10月のad:tech tokyoではCOO有園がアトリビューションに関する本セッションに初めてパネリストとして参加させていただきました。年間を通じてアトリビューション情報サイトAttribution.jpでは業界のリーディング企業の方々と数多くの対談を行うことができました。アトリビューションという取り組みの重要性を様々な活動を通じてお伝えし、ステージを一段上げることができたように思っています。

メンバーもますます元気です。既存メンバーはそれぞれの専門分野でさらにパワーアップしたと思います。それに加え経験豊富な清水が加わりコンサルティング事業を早速強化してくれています。初のインターンである大槻は、加わって最初の週がad:tech tokyoでとてもインパクトを受けたとのことですが、本当に頼もしく活躍してくれています。少し宣伝になりますが、来年のさらなる飛躍に向けてテクニカルコーディネーターという職種で人材も募集しています。ご興味ある方はぜひ。

業務提携もありました。デジタルインテリジェンスさんとはアトリビューション分野でフィードフォースさんとはデータフィード開発と導入促進などの分野で。デジタルインテリジェンスさんとは提携をきっかけにオフィスを8月からご一緒させていただき、弊社にとっては初のワーキングスペースとなる恵比寿分室を開設することができました。

CEOブログとは別にマーケティング&データテクノロジーをテーマにしたブログQuantum Leapを開始しました。Quantum Leapとは本来は「量子跳躍」と訳される量子力学用語で、原子のエネルギー準位が瞬間的に変位する現象を指します(wiki参考)。ビジネス英会話でも比較的よく使われるフレーズで「飛躍的進歩、大躍進」という意味で活用されます。「飛躍的進歩」を実現するマーケティングテクノロジーについて書く場が欲しかったので始めました。CEOブログはビジネス一般、アタラに特化したこと、雑多なことを書き留めておく場として続けます。
http://www.quantumleap.jp/

組織としても個人としても反省点は挙げればキリがないので詳しくは書きませんが、一言にまとめると「スピード」。まだまだ足りてません。来年はスピードと確実性をバランスよく実現することをさらに模索したいと思います。あと、このCEOブログもあまり書けませんでしたが、もっと発信していきたいと思います。

自分なりの業界の総括もしたかったのですが、長くなるので会社の総括にとどめておきます。来年の予想や目標などはまた年明けに書きたいと思います。

お世話になった皆様には厚く御礼申し上げます。
2013年もどうぞよろしくお願いいたします。

杉原剛

2012.12.27